3/1(水)~3/31(金)まで、一般社団法人⽇本デジタルデトックス協会と共同で、『歩きスマホをやめて、⽝とお散歩。』キャンペーンを実施します。
「歩きスマホ」は⽝にとっても、飼い主にとっても危ない⾏為です。⼈や⾃転⾞、⾃動⾞との衝突や⽝の予期せぬ⾏動を防⽌するためにも、スマホから⽬を上げて散歩を楽しみましょう。

ぜひご賛同いただき、春のお散歩をお楽しみください!

キャンペーン概要

春の訪れを控え、少しずつ暖かくなりつつあるこの時期。
せっかく⽝と散歩に出かけるならば、しばしスマホから⽬を上げてみませんか?

⽝との対話を楽しんだり、何気ない仕草に⽬を向けてみたり。
⾒慣れたはずの散歩道にもちょっとした変化があるかもしれません。
こんなところに花が咲いていたのかと気が付いたり、⾵の匂いを感じてみたり。
⽝と歩調を合わせることで、いつもとは違った世界が⾒えてくるはず。

かわいいパートナーと⼀緒に、贅沢な時間をお過ごしください。

「歩きスマホ」の危険性

愛知⼯科⼤学とNHKテレビ『クローズアップ現代』による共同実験の結果、「歩きスマホ」は通常より約30%歩⾏速度が遅くなり、⼈が1.5mまで近づかなければ認識できないことがわかりました。スマホを中⼼に約30cmしか視界を保てなくなり、⾃分より背の低い⼥の⼦が横を通り抜けたことにまったく気が付かない実験例もありました。

ヘッドホンを付けて⾳楽を聴いたり、電話をしたりすると、⾃動⾞のクラクションなどの⾳が遮断され、さらに危険度は増します。

⽬で⾒たり、⽿で聞いたり、何かを考えたり…⼈の脳は、たくさんのことを同時に処理することはできないのです。

デジタルデトックスとは?

「デジタルデトックス」は、まだまだ聞き慣れない⾔葉かもしれません。デジタルデトックスとは、⼀定期間スマートフォンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、⾃然とのつながりにフォーカスする取り組みを指します。より健全なデジタルデバイスやインターネットとの付き合いを模索する取り組みであり、デジタルを完全に⼿放して⽣きようというものではありません。

デジタルデトックスを⾏うことで、「ストレスが減る」「頭(脳)の疲れが取れる」「睡眠の質が良くなる」「幸せな気持ちになれる」と⾔われています。

「デジタルデトックスという⾔葉は知っているのだが、やり⽅がわからない」と感じている⽅はたくさんいらっしゃいます。「デジタルデトックスは、ネットの圏外にあるような⼤⾃然で何⽇間もやらないといけない」と難しく考えがちですが、決してそれだけがデジタルデトックスではありません。

「歩きスマホ」をやめて⽝と散歩することは、⾝近に取り組めるデジタルデトックスなのです。

⽝との散歩の効能

ある研究によると⽝の飼育と健康関連QOL(quality of life) には密接な関係があることが報告されています。特に⽝との散歩による⾝体活動量の多さは、⾝体的側⾯の QOL と役割/社会的側⾯の QOLに⼤きく関与していることがわかっています。

この研究の対象となった飼育者(ヒューマン・アニマル・ボンドのコミュニケーションサイトに登録しているメンバー)の 1週間当たりの総散歩時間は 474分であり、WHOが『健康のための⾝体活動に関する国際勧告』で推奨している150分/週の 3 倍以上の数字でした。このように⾝体活動レベルが⾼く、運動習慣を有する⼈は、⾎中脂質、⾎糖、肥満などの⼼⾎管危険因⼦の⽔準が低く、循環器系疾患や⼀部の悪性新⽣物の発症や死亡のリスクが低いことが多く報告されています。

⽇本デジタルデトックス協会とは?

⼀般社団法⼈⽇本デジタルデトックス協会(DIGITAL DETOX JAPAN)は2014年の創⽴以来、誰もがデジタルデバイスと健康的な関係を保てるような社会づくりを⽬指し、「デジタルデトックスを⽇本に普及すること」を⽬的に活動しています。

昨今「スマホ依存」という⾔葉を⽿にするようになりましたが、それに対する解決策はほとんど⾒つかっておらず、若年層を中⼼に依存傾向は強まる⼀⽅です。デジタルデトックスはスマホ依存の解決策でもあります。未来の⼦どもたちのためにも、この社会問題を明るく解決する⽅法を研究、実践しています。